涙
涙を流さずにはいられなかったんだ
だって
君が急に何処かへ消えてしまうなんて
思ってもみなかったから
だから涙が流れ続けたんだ
君を思い続けたから
きっといつかは消えてしまうんだ
分かってる分かってる
なのに、頭から君が消えないんだ
もう君が居なくなってから大分たつというのに
僕はまだ君を大切にしている
もううっすらと消えかかっている
あの笑った君の笑顔を必死に思い出しながら
馬鹿だよ馬鹿だよ
分かってるくせに
ありえない現実に期待する
明日は君の誕生日
僕しか居ない
一人の部屋に
一本の短い蝋燭に
僕は火を灯したんだ
さよならさよならさよなら
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